遺品整理の形見分けはどうするの?遺品整理業者にお任せで良いのか
故人が大切にしていたものを親しかった人に受け取ってもらい、思い出としてもらうのが形見分けです。遺品整理と形見分けは切っても切り離せないと言えますが、全てを遺品整理業者に任せても良いのでしょうか。
単なる掃除や片付けと違い、遺品整理では品物を今後どう扱うかに応じて仕分けすることが大事です。一般的には廃棄するもの、継続して使用するものや売却するものに加えて、形見分けするものに分けることが多いようです。
普通は残された親族が全ての遺品を整理し、仕分けを行いますが荷物が多い場合は時間も手間もかかります。
価値がわからず貴重なものを処分してしまい、他の親族から非難されることもあるようです。これをさけるためには複数の親族で遺品整理を行うか、業者に依頼すると良いでしょう。
ただし、何を形見分けするのかを業者が全て決めるのは難しいものです。そのため依頼者立ち会いの下で、相談しながら形見分けをするのがお勧めです。
形見分けの基本的な考え方は故人を偲ぶ思い出のために知人や友人、親族に品物を渡すというものです。
この際に気を付けたいのは高価なものは避ける、綺麗な状態で渡す、無理強いしないという点です。高価なものは贈与税がかかることもありますし、使用に耐えないものを渡されても迷惑に感じる人もいます。
何を渡せばよいのか、誰に相応しいものか迷った時には遺品整理士に相談するのも一つの方法です。遺品整理のプロである遺品整理士は形見分けについても精通しているので、わからないことがあれば聞いてみましょう。
遺品整理業者に依頼すれば形見分けの仕分けもスムーズに終わりますし、判断に迷った時に相談することもできます。整理と形見分けを同時に行えるという点では、効率の良い方法とも言えるでしょう。
多くの人にとって初めての経験となるため、業者にアドバイスをもらえれば心強いはずです。故人との思い出の整理が辛いという時も、業者に作業を任せれば気持ちの負担を減らせるのではないでしょうか。
遺産整理や形見分けでの無用なトラブルを避けるためにも、業者への依頼はお勧めできる方法と言えます。迷った時には一括見積もりなどで複数業者に見積もりを依頼し、料金を比較してみるのも良いかもしれません。
形見分けに必要な遺品の仕分けを業者に依頼することはできます。遺品整理の時間がないけれど法要のタイミングで形見分けをしたいなど、それぞれのケースに合わせて上手に利用できそうです。