事前に用意したい遺品整理のための清掃用具について
遺品整理はある意味で掃除と同じなので、準備するのは主に一般的な清掃用具で十分です。ここでは掃除の際にあると便利なものも含めて、効率良く遺産整理を行うために準備したい道具についてお伝えします。
故人の家にも掃除道具は一通りそろっているでしょうが、当てにしていたものがないと困るので事前の準備は大事です。掃除用の洗剤は多用途に使えるものの方が、荷物が少なくて済むでしょう。
ごみ袋は思った以上に大量に使うことになるため、多めに持って行くのが正解です。あまり大きなものはごみを入れた後に持ち運ぶのが大変なので、厚手の45リットルサイズ程度にしておきましょう。
自治体によっては指定のごみ袋以外でごみ出しができないところもあるので、事前に指定の有無を確認しておいてください。分別も自治体ごとに細かく分かれており、自分の居住地とルールが異なることもあるので注意が必要です。
清掃を効率良く進めていくには、不用品と売却するもの、持ち帰るものを段ボールに詰めながら片づけていくのが一番です。
段ボールには何が入ってるか記入するためのマジック、閉じるためのガムテープや荷造り紐も持参してください。ワンルーム程度の広さでも全ての遺品を整理して入れるとなれば、20箱程度は必要と言われます。
余ったものは持ち帰れば良いだけなので、不足しないよう多めに持って行った方が良いでしょう。長くしまい込まれていたものを出すと想像以上にホコリが舞うため、マスクを持って行くのもお勧めです。
小さな部屋であっても遺品整理や清掃には時間がかかるもので、準備する掃除用具も多岐にわたります。慣れない作業で体調を崩す人もいると言われるほどなので、体力的に無理だと感じたら業者に依頼するのも一つの方法です。
遺品整理から清掃まで全てを任せられるので、立ち会う家族が準備するものはありません。大切なものは確認しながら仕分けしてくれるため、重要書類などが勝手に捨てられる心配もないでしょう。
安心して任せられる業者を選ぶためにも、料金の相場を知るためにもまずは見積もり依頼をしてはいかがでしょうか。自分たちで行った時と業者に任せた時の料金差、業者ごとの価格差を知ることで依頼するかどうかの判断もできるはずです。
住んでいる家の掃除と遺品整理に伴う清掃では、用具も手順も若干の違いがあります。業者に依頼するのか、必要な準備をして自分たちで済ませるのかは、料金や掛けられる時間に応じて決めましょう。