賃貸物件を遺品整理する場合に注意したい事とその料金

賃貸物件を遺品整理する場合に注意したい事とその料金

賃貸物件を遺品整理する場合に注意したい事とその料金

 

遺品整理を行う時期に決まりはありませんが、賃貸の場合は賃料が発生するので引き延ばすほど金銭的な負担が増えます。今回は賃貸物件で遺品整理を行う場合に注意したい点、料金がどのくらいかかるのかについてお伝えします。

 

 

故人のみが住んでいた賃貸物件で遺品整理を行う際は、退去日や解約についての契約条件をまず確認しましょう。遺品整理にかかる日数を考えて退去日を通知しますが、契約期間によっては違約金が発生することもあります。

 

 

契約書類の内容を確認し、不動産業者になるべく早く連絡をしてください。多くの賃貸物件では原状回復が義務付けられていますが、その程度は様々です。

 

 

公営住宅では住宅設備の全てに原状回復が求められることもありますが、改装した場所を確認するのは難しいかもしれません。

 

 

遺品整理後に荷物を運び出し、室内を確認してもらった際に原状回復費用を請求されるかもしれない点には注意が必要です。住んでいた人が亡くなった場合でも契約内容が変更になったり、自動的に解約されたりしないということは覚えておきましょう。

 

賃貸物件を遺品整理する場合に注意したい事とその料金

 

料金についてはほとんどの場合、部屋の広さや部屋数によって基本料金が設定されています。これに加えて特別な掃除が必要だったり、エレベーターのないマンションだったりと条件に応じて追加料金が発生します。

 

 

ワンルームや1LDKで3万円〜5万円、3LDKや4LDKでは20万円前後が基本料金の相場です。ごみの処分などが費用に含まれる場合でも、量が多い場合や粗大ごみの処分は別途料金が必要になります。

 

 

また依頼の多い週末などは料金が加算されることもあるので、まずは見積もりを取ることが大事です。

 

 

遺品整理業者の見積もりには部屋数などで算出する簡易見積もり、部屋を見て行う現地見積もりがあります。簡易見積もりは一括見積もりサイトから依頼可能で、これを元に現地見積もりしてもらう業者を決める人が多いようです。

 

 

複数業者にまとめて見積もり依頼できるので料金比較も簡単にでき、相場を知ることもできます。安すぎる業者はトラブルも多いと言われているので、料金だけでなく実績や対応などを見て業者を選びましょう。

 

 

持ち家と違い賃貸の場合は退去日という期限がありますが、焦って悪質な業者を選ばないよう気をつけてください。

 

 

遺品整理を遅らせるほど賃貸物件では賃料という金銭面での負担が増えます。遠方でなかなか作業ができない時でも、なるべく早めに始めた方が良いでしょう。